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退職説明会ではなくて、契約満了説明会

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言い訳

退職してすでに日にちが過ぎました

あの落ち着かない最後の1ヶ月を、今さら書こうとしています

リアルタイムで書けなかったのは、余裕がなかったからです

でも、時間が経ったからこそ見えてきたことがある気がして

と、言い訳から始める今回のブログです。

1通のメール

2月26日(木)に1通のメールが届きました

退職説明会のお知らせです

Zoomでの開催で、地方で働く人のための説明会になります

退職するにあたっての具体的な書類作成、行動などを教えてくれる説明会になります

資料送付のメール

3月4日(水)翌日の開催に向け、当日使う書類がメールで送付されてきました

明日の開催の再度確認のメールでもあります

「いよいよだな」

印刷して原本にして、署名捺印も必要な書類もデータとしてあります

「万が一に備えて、一つひとつ印刷して、現物にして明日に備えよう」

データだけでは若干不安を感じる、まだそんな世代の一人です

説明会開始

3月5日(木)当日

「開始5分前ぐらいに入ればいいかな、あまり早すぎると、どうなんだろう」

「いや、ネットが混んでて、入れない時もあったな、余裕をもって、画面を消しておけばいいし、マイクも切ってればいいから」

結局10分前に入りました

3時30分が開始時間

顔を出している人もいます、文字だけの人もいます

どちらでも構わない感じです

顔を出して、開始時間を待ちました、もちろん音声はオフです

担当者が参加者に気を使っています、一人ひとり声をかけて時間が来るのを待っている感じが伝わってきます

ある人には、その人との思い出を語ってました

話しながらも画面のチェックを入れてます

「まだ全員、入っていませんね」

つながっていない人へ電話を入れ始めました

一人、二人

緊張して開始を待っていました

事前に資料を読んでいましたが、退職後の生活に関わる話ばかりです

一つ間違えば、大きな損失になるのではないか、ぐらいの緊張感です

オーバーすぎます

御礼は一言、さっそく説明開始

「皆様、お疲れさまでした」

と担当者が、一言述べて、さっそく説明が入ります

「慰労はそれだけ?」

たしかに、担当者にとっては業務の一つ。無事この説明会で自分の役割が終わることが大事です

この担当者も、知りすぎている内容の説明を受ける側になるんだろうなと、その時も、一言もらう、その繰り返しです

「資料を開いてください」

よく見るとその書類には更新日付が2025.10。コピーされた書類になります。担当者にとっては毎回同じ言葉、もしかしたら笑いを取るのも同じだったりして、思わず仕事する側で考えてしまいました。

緊張しながらも、余計なことを考えながらページをめくっていました

説明はお金の話ばかり

これからの生活を支えるお金の話ばかりでした

「健康保険は、これまで会社が負担していた保険料がすべて個人負担になるので、よろしくお願いします」

「介護保険は年金から引かれますので、よろしくお願いします」

「住民税は、5月までは会社が行政に払いますので、その分、3月からの給料からひきます、少ないじゃないかと文句は言わないでください、よろしくお願いします」

「よろしくお願いします」が怒涛の如く、聞こえてきます

「お金はちゃんとしてね」と訴えかけられているようで、どんどんお金が出ていくことを覚悟しなければいけません

最後は

「社会保険料は今月分の請求を来月させていただきますので、ご承知おきください」

「あれ、よろしくお願いします、とは言ってなかったんだ」と、いつの間にか冷静になって聞いていました

これまでつながっていたからこそ、スムーズにいっていたことが、断ち切れるわけです

うまく回っていたお金の流れも

「これから、あなたがちゃんとやるんだよ、誰も助けてくれないよ」

と言われているようです

今まで深く考えてこなかった書類

「源泉徴収票は1月から3月までの分、あとで送りますので、よろしくお願いします」

確かに、その通りです。給与は3か月だけですから

収入がある分の証明が必要です

当たり前のようにもらっていた書類も今後はなくなります

「離職票も、あとで送りますので、よろしくお願いします」

「離職票?」

退職を証明する書類です

「こんな世界があるんだ」

とあらたな景色を見た感じです

社員証と会社支給携帯の回収

社員証については首にかけて社内をと何度も言われていましたが、実際のところ、ほとんどその注意も効力なく、使う場面が少なかったものです

顔だけでは入れない時には、ないと困るのも社員証でした

名刺でもなく、他の方に見せるものでもありません

自分がこの会社の一人だと落ち着かせるのが社員証です

持っていて当たり前、空気のような存在、静かにカバンの中に納まっているのが社員証でした

淡々と、社員証は郵送で送ってくださいと説明されます

「退職って、あっけないな」

これまで使っていた会社支給の携帯も回収になります

「最近折り返しの電話がないな」

と言ってくれる人がいるのだろうか

ふとそんなことを考えていました

携帯のレンタル代が増えるので期限を守って返してください、費用の心配をしておりました

「これからでも手続きだけはできますので、早速、この会議の後に返却の申請してください」

実は退職説明会ではなくて、契約満了説明会

金の切れ目が会社の切れ目と思わせるような内容の説明会でした

反面、どれだけお金の面においても守られていたことも初めて知りました

さまざまな法律、税金などに対して、これまで国と個人の間に会社があって、知らないところで対処されてきたと言えます

これから、本当の意味で自分で全てを行なっていく、スタートとなる説明会となりました

このブログを書くにあたり、過去のメールを見返すと、「退職説明会」と思い込んでいましたが、正式には「契約満了説明会」とのタイトルでお知らせが来ていたのです

「契約満了となれば、それはお金の話になるよな」

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