鍾乳洞 言葉が出ません
今日は鍾乳洞を見ます。鍾乳洞には個人的には大変に魅力があって、鍾乳洞があると聞けば、無視することができません。なぜなんでしょうか。不思議さがそうさせるのでしょうか。多くの年月を必要とすることに興味を覚えるのでしょうか。わずかな水滴がとてつもない年月をかけて落ち、そして決して同じような形状を作らない、自然の醍醐味、奇跡を感じます。

湿度は高く、避暑として最高!
ともかく今回の山口の観光の最大の目的はこの鍾乳洞を見ると言ってもいいぐらいです。本当にスケールが大きかったです。怖いくらいの暗い空間でした。常に流れる地下水の音も神秘さが伝わってきました。そして入り口に入ると、寒かった。しかし寒さも一時的なことで、ひんやりしてちょうどいいです。しかも湿度も高いため、上着を用意して寒さ対策をしたのですが、全く必要ありませんでした。

車椅子で見学している方もいて、配慮をしているようです。鍾乳洞の入口は3箇所あって、エレベータ口と正面入口、黒谷口があります。正面入り口には多くの商店を抱えて、飲料お土産などが揃えてあります。エレベータ口は未確認です。今回、利用したのは黒谷口からの見学です。黒谷口は無料の駐車場があります。正面入り口は有料だそうです。高低の差で行くと下に位置するのが正面入り口、高いところが黒谷口になります。
黒部口から攻めたほうがいいよ
萩からの移動でしたので、黒谷口に駐車しました。結果的にはベストの選択でした。
ほとんど人がいなく、お店も開いていない、自動販売機だけの無料の駐車場です。そこより下がっていきながら見学していきます。1時間程度、じっくり見学をしました。
入場券は時間内であれば出入り自由のため、下りながら、鍾乳洞を見て、ゴールが正面口。正面口には商店街が何軒もあり、人の多さは比較になりません。その出口で出入りは可能なので、そこで一休み、アイスクリームを食べて、疲れを癒します。帰りはただひたすら登って帰るだけです。もう1回楽しむまではいきませんでしたが、この行き方がおすすめです。
呼び名、名づけが微妙
鍾乳洞は、数万年から数百万年かけて大きな空間が作られ、気の遠くなるような長い年月をかけて、石灰岩が地下水によって少しずつ溶かされ、独特の形状が作り出されます。天井から垂れ下がる鍾乳石や、床から伸びる石筍(せきじゅん)など、自然が生み出した彫刻のような造形が至るところに見られます。「ここは誰が最初に見つけたのだろう」「なんのため」「観光?」、いろんな疑問が出てきます。山を通り抜けるために近道を見つけるために偶然発見されたものかもしれません。現実離れした不思議な世界に迷い込んだ気分になりました。鍾乳石や石筍には、それぞれ形にちなんだ名前が付けられていて、案内板などで紹介されていますが、なぜその名前が付いたのかわかず、あれこれと考えて名前をつけていったのかもしれません。

松陰記念館があった
秋吉台に向かう途中、萩の道の駅に寄りました。そこには、松蔭記念館がありました。伊藤博文などの銅像がありました。萩の観光案内などが多く置かれ、また松下村塾のモデルが置かれていて、萩に向かう方々にとって予習となる道の駅でした。観光の順序としてここを通って秋吉台に向かっていく流れだったようです。


カストロではありません、カルストです
鍾乳洞を見終えた後は、せっかくなので秋吉台のカルスト地形をじっくり眺めようとMine秋吉台ジオパークに立ち寄りました。実は「カルスト」という言葉を「カストロ」と思い込んでいて、スマホで検索してもキューバのカストロ将軍ばかり出てきてしまい、しばらく大笑い。ようやく「カルスト」だと気づくまで、かなり時間がかかりました。
秋吉台のカルスト台地は、日本最大級の石灰岩台地で、見渡す限り草原の中に白い岩がゴロゴロと点在しています。まるで羊が草原に寝そべっているような不思議な光景で、どこまでも続く緑の丘と、無数の石灰岩のコントラストがとても印象的です。岩の間を歩いてみると、大小さまざまな石があちこちに転がっていて、自然が長い年月をかけて作り上げた造形美に感動しました。ブログを書きながら、あの独特の風景が今も目に焼き付いています。

今日泊まるところは
KKRやまぐち
〒753-0064 山口県山口市神田町2-18
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