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変革の原動力の街-萩 山口の2日目

ギリギリの朝食、遅めのチェックアウトで、まずはホテルから見えた角島大橋を渡るのが本日最初のイベントです。青空と青い海に囲まれて、角島までの橋、1780メートルの長さで、無料で走れる、本当に気持ちのいい走りとなりました。叫びたくなるような快適さでした。

角島大橋はなぜできたのでしょうか

この美しい橋が建設された背景には、角島の住民の生活向上と観光振興への願いがあったのかもしれません。かつては船での移動しかなかった角島と本土を結ぶこの橋は、住民の利便性を向上させ、同時に角島の美しい自然を多くの人に知ってもらうための架け橋となっています。これほど爽快な景色を無料で渡れるということは最高の贈り物です。

灯台からの眺めは想像して

角島に灯台があり、角島でのゴール地点としました。高いところから遠くを眺めるのは、さぞかし気持ちのいいものかなと思っていましたが、今回は諦めました。階段で登るには、つらさが先にきてしまいました。簡単に言えばきれいな海を見る、それが最高ではありますが、前日の慌ただしさから疲れも残り、想像だけで360度の海を見た気分にしました。

年齢を重ねての旅については、余裕に余裕を持って、さらに余裕を持って、欲張ってはいけないことをつくづく感じます。

本当に気持ちいいです

角島の灯台、展望での駐車料金も大きく提示されていて、ほとんど差がなく、安心して駐車しました。最近、観光地で、こっそりと小さく書いてあって、お金を払わないならば、2杯以上の飲み物を要求された、苦い思い出があります。今もあの親父のしたり顔は忘れません。詐欺に遭った気分、滅多に見れない自然を見た後だけに嫌な気分だけ残りました。その有名な観光地にはもう行きません。その点、山口県の各地、本当に安心して観光できる街であったことに本当に感謝です。心が行き届いていました。本当にありがとうございます。

いよいよ萩に到着しました。萩城下町を街全体を把握しながらドライブしました。

とはいっても、やはり一番の目的地は松下村塾です。

一度は見ておきたい松下村塾です

松下村塾は、吉田松陰が主宰した私塾で、幕末の日本を大きく動かした多くの志士たちを輩出した場所です。実際に訪れてみると、話には聞いていましたが、本当に小さく、質素な造りでした。内部には、当時の雰囲気を感じさせる畳敷きの部屋があり、壁には吉田松陰や門下生たちの写真や資料が展示されていました。

団体客と被り、自分との対話を十分に楽しむことはできませんでしたが、ここから歴史が作られていったことに複雑な思い、凄さを受け止めようとあれこれ考えさせていただきました。

ここでどんな議論が交わされ、どんな夢が語られていたのか。世界の広さや未知のものへの憧れ、そして自分たちの手で時代を変えようとした若者たちの熱意が、この小さな塾からどんどん大きくなっていったことに、歴史の重みを強く感じます。

事実、高杉晋作や伊藤博文、木戸孝允、山県有朋など、後の日本の歴史を動かす人物たちが育ったことを思うと、ただの古い家ではありますが、不思議な空間に足を止めることができ、最高の時間を過ごすことができました。

いろんな人の銅像があります

10分ぐらい歩けば伊藤博文の生家があると聞き、頑張って歩きました。汗だくです。松下村塾の場所を中心に結果的に多くの人材が生活の拠点がありました。吉田松陰の元になんとなく集まったご近所さんたちが歴史転換のスタート地点と考えると不思議さを感じます。

車で回れる範囲でがまんしました

萩城跡にも向かいました。城はなく、堀を見ました。

萩城下の様子を解説

地理的には萩城近くに上級武士が住み、そしてその周りを下級武士が住んでいました。下級武士が住んでいたあたりに松下村塾などがあるところになります。興味深いのは、明治維新で活躍した志士たちは、上級武士(高杉晋作、木戸孝允、久坂玄瑞)も下級武士(吉田松陰、伊藤博文)も混在していました。身分の違いを超えて、松下村塾という小さな空間で学び合い、不思議さを長州藩は持っていた、共有していたことに驚きます。

ホテルのチェックインの時間前でしたが、もう少し細かく城下を巡ろうと、せめて荷物だけおかしてもらって、身軽にして歩けたらとホテルに寄りました。ホテルのご好意により自転車を借りて、城内を回ることができました。なんと快適な気分です。徒歩と比べて活動範囲も広くなりました。

木戸孝允(桂小五郎)の生家・銅像、高杉晋作の生家・銅像を汗だくになりながら、見てまわりました。

サイクリング観光が最適です

サイクリングで回れたのはいい思い出になりました。萩の城下町を見て回るには自転車が最適です。このような場面では積極的に活用してこなかったサイクリング見学ですが、次回からは大いに活用していきます。当時の壁も至る所に残されており、時代を感じさせてくれました。途中で飲んだゆずジュースを冷たく美味しくいただきました。

贅沢なホテルでした

今日泊まるのは萩城三の丸 北門屋敷という、萩城の三の丸に位置する歴史ある宿に宿泊しました。北門屋敷は、かつて武家屋敷だった建物を活かしたホテルで、伝統的な日本家屋の雰囲気を残した快適なホテルです。よく手入れをしている広い庭園に囲まれ、静かで落ち着いた空間の中、食事も美味しく、ゆったりとした時間を過ごすことができました。

ホテル情報

萩城三の丸 北門屋敷

〒758-0057 山口県萩市堀内210

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